ソリッドのウレタン成形、硬質・軟質発泡ウレタン成形、ウレタンエラストマーなど
あらゆるウレタン成形が可能です

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はじめに


−プラスティックス成形の種類と特徴−
INJ成形 高圧で溶融状態の樹脂を金型内に押しこみ冷却・固化させる成形方法 ・成形サイクルが短い
・大量生産が可能
・設備、金型が高価
RIM成形 2種類の材料を混ぜ合わせて型内に注入し重合反応を起して硬化させる成形方法 ・成形圧力が低圧
・大型複雑形状が可能
・金型費が安価
・少量生産向き
プロー成形 チューブ状の材料(パリソン)を型に入れ、空気を吹き込んで成形する成形方法 ・袋(ビン)状の成形が可能
・肉厚が一定の成形品向き
真空成形 シート状の材料を加熱して型に吸い付けて成形し、型は一般的に凸型または凹型一方のみ使用する成形方法 ・成形圧が大気圧以下
・安価で大物までの成形が可能
・設備、金型が安価
・肉厚が一定の成形品向
FRP成形 模型にガラス繊維と樹脂を塗布して常温で反応硬化させる成形方法 ・大型複雑形状が可能
・金型費が安価
・高価な機械設備が不要
・成形サイクルが非常に長い


RIM成形とは


RIM成形とは Reaction Injection Moldingの略称 であり「主たる2種類の低分子量、低粘度、高反応性 原料を高圧 (80〜190kg/cm2) で混合室に導入して 衝突混合させ、密閉型中に射出し短時間で反応固化 させ高分子樹脂を生成させる成形法」です。


RIM成形の特徴


RIM成形は熱可塑性樹脂の成形法であるINJ成形に比べ次の特徴があります。
  • 比較的低温で成形できる。(原料温度20〜50℃ 型温度40〜80℃)
  • 型内圧力は3〜5Kg/cm2で型締機や型が小型で良い。
  • 低粘度原料を使用するため原料の型流れ性が良く、
    複雑大型形状品の成形が比較的容易である。
  • ボス、リブのある物でも成形品のヒケがすくない。
  • 型への圧入が出来る為薄肉複雑形状の成形が容易である。
  • 原料選択範囲が広く比較的容易に硬軟剛柔の性能が出る。


他の製法との位置づけ




RIM成形材料の処方


一般RIM材料処方 プロト技研のRIM材料処方
長鎖ポリオール(官能基数2)
鎖伸長剤(官能基数2)

触媒
整泡剤
発泡剤
着色剤

イソシアネート
長鎖ポリオール(一部官能基数3)
鎖伸長剤
架橋剤(官能基数3)
触媒
整泡剤
発泡剤
着色剤

イソシアネート

処方で耐熱性を改良するには、一般的には官能基数の高い材料を用います。
ただし、官能基数を高くするほど成形物は硬く脆いものとなります。


RIM成形材料の構造


2官能の材料が基本の場合 2官能/3官能を用いる場合

イソシアネートと反応すると線状に分子は伸びる。線状に伸びると構造は柔軟なものとなる。

2官能の中に3官能を入れると線状に伸びた構造の中に架橋構造が入り、鋼性が高くなる。その結果、耐熱性も向上する。ただし、架橋が多くなり分岐のカズが多くなると硬質的な成形品となる。


安定した成形品を得るためには


処方面で耐熱性を改良するには、前述のような方法を検討します。 この場合、RIM処方のなかに分子量の長い材料、分子量の短い材料が存在し各々の反応性が異なります。そのため原液システムの反応が均一に進む様に成形面では材料温度を制御し、強力な混合で素早く型内に原液を注入する必要があります。 それには以下のことに注意します。 以下の決められた条件を厳守することが物性の安定した成形品を 得る方法です。
  • 配合比
  • 原液温度
  • 金型温度(温度分布にバラツキがないよう)
  • 吐出圧
  • ノズル径
  • ゲート構造(吐出量/秒とのバランスが必要)


RIM成形の製造プロセス




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